自己表現の一つとして作文は重要な位置を占めるわけですが、
中学・高校・大学入試の課題としての作文も重要になります。
大学入試の作文は小論文という名前で、
課題に対する知識の有無がより必要ですが、考え方は同じです。
作文の課題には、大きく分けて三種類あると考えられます。
一つめは、「感想文・日記作文」とよばれるもので、
「遠足」等の感想を書く行事作文や日記・読書感想文といったものから、
「あいさつ」とか「親切」といった
一般的・抽象的な課題による作文が含まれます。
作文は字数が限られますので、こういった課題に対しては、
主要なポイントに絞り、自分の体験を織り交ぜながら、
具体的に書いていくことが大切です。
入試では、図や表を見てその特徴を掴み、
感想を書く出題が目立ちます。
次に「自己表現作文」です。
「未来の夢」とか「十年後の私」といった自分を語る作文だけでなく、
最近目立つ課題では「ディベート作文」があります。
「ディベート作文」とは、例えば「情報を得るのには、
テレビと新聞どちらが良いか」といった、一つの立場を選び、
選んだ方の立場を主張していくといった内容になります。
これにはある程度課題に対する知識と自分の考えが必要です。
「自己表現作文」では自分あるいは自分が
興味のあることを書くわけですから、
客観的な自己分析が必要です。
最後に「課題作文」です。
小論文に多い「ある課題についての知識」と
「それに対する自分の意見」を書くので、
「意見作文」といってもいいかもしれません。
学校や社会で話題になっている事柄についての
知識が必要になってきます。
早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹