「成績を伸ばすにはどうしたら良いでしょうか」 という質問をよくうけるのですが、答えは大体決まっています。
では成績が伸びる生徒は、どんな生徒なのでしょうか。
3つの条件が必要だと考えます。
1)学校の授業を大切にする。
当然のことですが、学校の授業をおろそかにしないことです。
塾でもうやったと思っても、何回も教えられることで知識は 定着します。
話が脇道にそれる先生もいるでしょうが、そこも大切です。
ずっと後になって覚えているのは、そんな脱線だったりします。
2)塾の授業に集中する。
もし学校の授業で分からないところがあれば、
必ず理解するというつもりで授業に臨みましょう。
伸びる生徒は謙虚に、真剣に授業を受けています。
3)塾の宿題をやってくる。
その場で分かったと思っても、人間は忘れるものです。
必ずもう一度自宅で、取り組みましょう。
塾の宿題は、適当に済まそうと思えば、30分位で終るかも 知れません。
しかし、それで間違いだらけであれば、 次回またそこからやらなければなりません。
英語であれば単語は辞書を引く、国語も国語辞典で調べる、
数学はわからなければもう一度例題に戻って、理解してから
問題を解いていく、といった努力が必要です。
講師の力量は宿題で決まる面もあります。
生徒によって宿題の質、量は違いますが、生徒にぴったりの 宿題を出しています。
それが30分位でできるはずがありません。
伸びる生徒は特に宿題をきちんとやってきています。