勉強で疲れた時やちょっとしたスキマ時間に社会の参考書を眺めてみましょう。

よく覚えていないところがあれば、ノートに表や年表を書いていくともっと良いですよ。

① 地理は、必ず「地形図」がでます。地図記号は必ず覚えること。

 小中学と高校の地図記号の違いや、工場と発電所の違いはOKでしょうか。

② 歴史では、人や事件や文化、建築物が何時代かを把握していきましょう。

 時代区分の順番は、NHKMAE(エヌエイチケイ前)と覚えていきましょう。

 奈良・平安・鎌倉・室町・安土桃山・江戸の頭文字です。

 例えば「惣」とあれば室町時代かなと思い浮かべればいいでしょう。

③ 公民分野も「日本国憲法」や「三権分立」中心に出題されます。

④ 記述式問題が多いのも特徴です。

  記述問題は、字数は少ないものの、基礎知識を踏まえた上での記述ですので、

  一問一答形式での知識習得と頻出用語の深い理解が求められます。

  深い理解なしに「資料を見ての記述問題」には対応できません。

  何故そうなったのか、普段から意識しておくのが大切ですが、

  試験直前には、過去問と予想問題をこなしていき、出題パターンに慣れましょう。

⑤ 低正答率問題は歴史に集中しています。同年代の整序問題は難易度が高いです。

  近現代の年代把握も必要になってきました。

  6月から10月位までに話題になった「時事問題」もでます。 

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早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

①大問1は知識問題です。

 知っているかどうかを問われるので、一問一答問題集等で、語句を確認しておきましょう。

 当塾の入試用テキストの巻末にもありますので、しっかり確認しておきましょう。

②計算問題は出題のパターンが決まっています。

 速さを求める時、「みはじ」を使いますが、理科は殆どこのパターンです。

 オームの法則、圧力、湿度、地震の伝わる速さ等は確実にしておきましょう。

 途中式記述もでますので、普段から解く過程を重視した学習が必要です。

③一度やったテキストをもう一度見直しましょう。

 テキストに答えを書き込んであっても大丈夫。

 赤ペンのところをもう一度見直すだけで全然違ってきます。

 「月の運動」「イオンの電離式」 「遺伝」や「仕事」「光と音」は頻出ですので、確実にしておきましょう。

 理社は「山を張らないこと」もポイントです。広く全範囲を勉強していきましょう。

⑤ 最近の傾向は、記述式問題が増え難易度が上がっていることです。

 記述問題攻略には、正確な知識と理解に加え、論理的な説明ができるようにすることが求められます。

 そのために実戦的な問題(過去問題・予想問題)に取り組んでいくことが必要です。

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時間配分を考えよう。

 昨年の問題であれば、問1が小説文、問2が知識問題、問3が評論文

 問4は古文・漢文、そして問5が作文となっています。

 作文の時間は15分程度残しておかなくてはなりません。

 その為には、先ず問2の知識問題→問4の古文・漢文とやっていき

 →問1・3の小説と評論は 、自分の得意な方からやるのがいいでしょう。

問2の知識問題は年々難しくなっています。漢字・文法中心に集中的な対策が必要です。

小説文は最初に場面設定が書いてあります。これを頭に入れておくこと。

 設問を先に眺めてから、本文を読んでいくのも良い方法です。

 漫然と本文を読むより、設問で何を聞かれるかを意識しながら本文を読んだ方が能率的です。

④選択肢の問題は、消去法でいきましょう。必ず本文の該当箇所と照合し、本文に書いていないものは消しておきます。

 最後に2つ残った場合は、どちらがより適切か、やはり本文に戻って考えましょう。

 国語の問題は、必ず本文に答えが書いてあります。

古文は「歴史的仮名遣い」を「現代仮名遣い」に直す問題と「係り結びの法則」は頻出です。

 内容把握の記述問題は正答率が低いので、ここで差をつけましょう。

 入試必要単語はそれほど多くないので、満点を目指したいものです。

⑥作文は「資料の読み取り+意見」が定番です。

 自分の経験を必ず織り交ぜ、具体的に書くことが求められます。

残り5分になれば、解答欄はとにかくうめること。

 国語の問題に限らず、とにかく書いてみること、選択肢はうめることが大切です。

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問題は正確に読み取りましょう。

 あわてず読み取れば答えのヒントが見えてきます。

 解答は日本語で答えるのか、英語で答えるのか間違わないようにしましょう。

②長文問題も決して難しくありません。

 先ず問いをサッと見て、何を問われているのかをつかんでから文章を読んでいくのも一つの方法です。難しい単語には注があります。これを無視しないこと。

自由英作文では、スペルミスに注意

 合ってるかどうかあやしい単語は使わず、別の表現ができないか考えてみましょう。

 無理に難しい文法も使わなくていいですよ。作文は減点方式ですから。

 もちろん今のうちに色々な英作文を書いていって、引き出しを多く持っておきましょう。

 好きな教科、スポーツ、部活の経験、中学時代の思い出、高校になってやりたいこと、等が狙われる課題です。


学力別勉強方法

①偏差値50未満

基本的文法と単語の習得が最重要課題です。

確かな文法力をつけ、記号問題や単語補充で確実に得点しましょう。

②偏差値50台

自由英作文だけでなく、記述式問題でどれだけ点を取れるかがカギとなります。

「語順整序」「英問英答」は対策が必要です。

過去問だけでなく、当塾のテキスト「精選問題集」などで、他県の問題も解いていきましょう。

③偏差値60以上(学校選択問題レベル)

学校選択問題での上位層平均点は70点を超えていました。

長文問題を素早く読んで、解答する読解力と、

「英作文」を正確に書く力が必要不可欠です。

高得点入試のため差がつきにくく、それだけに失点は最小限に押さえましょう。

確実さが問われます。

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数学は、学力レベルに合わせた勉強方法が効果的な科目です。

①偏差値50未満

 大問1の計算問題は確実に得点しましょう。

 基礎の徹底で典型題を確実に解けるようにしましょう。

 文字式でも方程式でも、途中式を残しておくこと。

 あせって途中をとばすと、かえってミスすることもあります。

 ここは確実にいきましょう。

②偏差値50台

 ○計算・一行問題を完璧にし、取りこぼしを防ぎましょう。

 ○関数問題(1次関数と2次関数の融合問題)はやればできます。

 グラフに分かっている式や座標を書いておくこと。

 それがヒントになり、問題が解きやすくなります。

 難しそうだなと思っても、大問の1番は案外簡単だったりします。

 グラフに書き込むだけで、求められる問題も多いですよ。

 ○「図形の証明問題」も要対策です。

 図形問題も、図に書き込んでいくことが大切です。

 図形の性質や定理を思い浮かべ、どれを使うか予想してみましょう。

 三平方の定理や相似を使うことが多いですよ。

③偏差値60以上(学校選択問題レベル)

 ○公式や定義、「数の性質」に関する問題は、記述対策が必須です。

 ○場合の数は、重複や数え落としによく注意しましょう。

 そのためには、分類し順序だてて考える事が大切です。

 樹形図や表を使うことも重要です。

 ○規則性を問う問題は、一次関数の問題が多いです。

 同じ数ずつ増えている場合、ゼロ番目はいくつかと考え、それが切片となります。

 ○頻出の「2次関数」は正答率が低い問題にチャレンジしましょう。

埼玉県の数学は難しめですので、確実に得点していくことが大切です。

高難度の「学校選択問題」は「記述」「数の性質」「2次関数」がカギを握ります。

多くの問題に触れ、「解く力」をつけないといけません。

過去問題や早英ゼミナールの予想問題をじっくりとやって、問題に慣れていきましょう。

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早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

開智高校を訪問してきました。

開智といえば、埼玉県でも有数の進学校です。

2017年春の東京大学合格者数は、埼玉県では浦高に次いで2位でした。

1位  県立浦和高校   32名

2位  私立開智高校   18名

3位  私立栄東高校   15名

4位  県立大宮高校   11名

5位  市立浦和高校    4名

5位  県立浦和一女    4名

高い実績の秘密はどこにあるのでしょう。

「主体的・対話的な深い学び」という青木理事長の言葉にその秘密があるように思います。

大学入試の2020年問題について、先生方が東大の入試問題を研究して授業に生かしているそうです。開智にとって、2020年問題は恐れるに足らずということでしょうね。

埼玉県の私学の定員充足率は106%で、全国1位だそうです。

埼玉県私学といえば、単願でも併願でも、北辰偏差値による「確約制度」があります。

これは年8回ある「北辰テスト」の偏差値によって、事前相談により必ず合格するという受験生と私立高校の約束です。従ってうちの塾でも、私立は全員合格です。

受験生には嬉しい制度ですね。落ちない受験ですから。

受かる生徒が受ける入試ということで、ムダ撃ちがないのがいいのでしょう。

受かるかどうかギリギリの生徒は受けないので、チャレンジしなくなるのが問題点かもしれません。

しかし、私立に確約で合格しておき、公立にチャレンジする勇気がでてくるのは良いことかもしれません。

「偏差値」とか「確約」という言葉を使ってはいけない、とお役所はいいますが、高校・受験生双方にメリットがあるこの制度はなかなかなくならないでしょうね。

こういう言い方というか、面白い定義があります。

○確約とは、筆記試験を受けないでも合格する入試であり、確約ではないけれど、筆記試験を受ければ合格するのは「大丈夫です」という。

埼玉県の私立では、これから「確約」という言葉は使わないで「大丈夫です」という言葉が流行るかもしれません(?)

さて、開智未来関根校長の言葉。

「高校受験とは、受験とその勉強を通じて、自分に気づき、夢を創り、将来を切り開くための1つのプロセスである。」

含蓄のある言葉ですね。

開智高校パンフレット

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塾長 矢頭嘉樹

本日は独協埼玉高校に行ってきました。

説明会がとても良かったので紹介します。

先ず、EAP(English for Academic Purposes)コースの設置が良いと思いました。

これは学年枠をなくし、中2〜高2までが同じ教室で学ぶという新しい「英会話」コースです。

勿論英検2級以上を持っている者という条件はあるものの、

中学生が高校生と同じ場で学べるというのは刺激的で楽しいでしょうね。

一方高校生にとっても、中学生に負けてたまるかというライバル意識が生まれるのではないでしょうか。

EAPでは、英語で英米文学や環境学・経済学を学ぶという、英語を学ぶのではなく、英語で学び、英語でディスカッションし、英語でプレゼンするというものです。

独協埼玉の目玉授業になればいいですね。

今年の春(2017年)はGMARCH以上の大学が合格者を絞ったため、思わぬ狭き門となった大学入試でした。早稲田大学では昨年から2,000人以上合格者を減らしました。

その影響で独協大も狭き門だったようです。独協大の語学系はこれまでもかなり偏差値が高いですね。青山学院や上智と同レベルなんですね。独協埼玉に進学して独協大に行くというのもいいと思います。高校へは偏差値60くらいで行けます。大学の偏差値は64.9もあります。

もっとも独協埼玉では8割が外部受験だそうです。独協には併願推薦で確保しておいて、外部受験ができるというのは恵まれていますね。

独協埼玉高校ホームページ

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高校受験は、中学受験や大学受験と大きな違いがあります。

中学で習った内容以外は入試にでないということです。

中学受験の出題が小学の教科書内容とかけ離れているのはご存じだと思います。

大学受験においては、高校間格差が大きく「センター試験レベル」の内容に到達する高校は限られています。

所謂進学校でないと、一流大学受験用の勉強は、ほとんどできないのです。

しかし公立高校受験では、教科書レベル以上の問題は出題されません。

埼玉県内すべての公立高校が同一問題であるからです。

(2017年入試において、上位20校で英数の「選択問題」が採用されました。

英語は比較的易しかったですが、数学は難問揃いでした。とはいえ教科書レベルを超えているわけではありません。)

高校入試では変な受験テクニックは必要ありません。

中学で習う内容の深い理解と、十分な演習があればどんな高校でも合格します。

埼玉県の高校受験勉強は他県に比べて、やり易いのではないでしょうか。

埼玉では受験勉強イコール北辰テストの勉強だといっても過言ではありません。

北辰は学校の進度に合わせてあるので、テスト範囲は習ったところからでます。

無理に進度を速める必要はないということです。

では塾の役割はどこにあるのでしょうか。

まさしく先ほど言った「深い理解と演習」にあるのです。

教科書レベルといっても、教科書を全部理解していくことは大変なことです。

今の教科書はそれほど簡単ではありません。しかも深い理解となると学校だけではできないことです。

更に理解したからといって「演習」をおろそかにすると、試験で点数を取ることはできません。

「深い理解と演習」を繰り返すことにより、楽しくなっていくのではないでしょうか。

塾の役割は、まさしくそこにあるのです。

9月の北辰テストは、中3の一学期までが範囲ですが、まだ中1や中2の内容が中心になります。

数学であれば、「1次関数」の理解が最も大切であり、理社は幅広く全範囲を勉強しておく必要があります。

この夏期講習では、しっかりと今までの復習をやっていきましょう。

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埼玉新都心、さいたまスーパーアリーナのすぐ近くにある

淑徳与野中学・高等学校に行ってきました。

埼玉でも5校だけになった女子高で、高偏差値の高校として頑張っています。

校長先生のお話で印象的だったことが2点あります。

1) 今年初めて中学校の先生向けに高校説明会を企画したところ、参加者がゼロで企画自体流れたとのこと。

 県の教育委員会から、私立高校と交流してはいけないという厳しいお達しがあったよう。

 また埼玉県では偏差値を使わないよう強く指導しているとのこと。

 北辰偏差値はもちろん、学内での「校長会テスト」などのテストも使用しないこと。

→なぜそこまで偏差値を嫌うのかよく分かりませんが、埼玉県では「偏差値」とか「確約」とかの言葉は一切使用不可のようです。中学校では進路指導は一切できないようですね。

しかしここだけの話ですが・・・今日の淑徳与野説明会では来年入試に向けての「確約」というか「落ちることのない偏差値基準」は示されました。去年とほぼ同じですが、新しくMSコース(マルチスタディ・コース)ができるとのことです。

2)以前中学入試の際、生徒に「尊敬する人」というアンケートを取ったところ、有名人ではない、知らない人の名前がずらっと並んで驚いたということです。

先生の想像では、「塾の講師」ではないかということ。それぐらい生徒にとっては塾の先生は印象的なのですね。

 

淑徳与野は、「浄土真宗系」の学校として、

◎仏教精神で心の教育を行う。

◎4年制有名大学現役合格を実現させる。

◎国際人としての自覚を国際教育で高める。

この3つの約束で生徒を未来につなげます。

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