数学は、学力レベルに合わせた勉強方法が効果的な科目です。
@偏差値50未満
大問1の計算問題は確実に得点しましょう。
基礎の徹底で典型題を確実に解けるようにしましょう。
文字式でも方程式でも、途中式を残しておくこと。
あせって途中をとばすと、かえってミスすることもあります。
ここは確実にいきましょう。
A偏差値50台
○計算・一行問題を完璧にし、取りこぼしを防ぎましょう。
○関数問題(1次関数と2次関数の融合問題)はやればできます。
グラフに分かっている式や座標を書いておくこと。
それがヒントになり、問題が解きやすくなります。
難しそうだなと思っても、大問の1番は案外簡単だったりします。
グラフに書き込むだけで、求められる問題も多いですよ。
○「図形の証明問題」も要対策です。
図形問題も、図に書き込んでいくことが大切です。
図形の性質や定理を思い浮かべ、どれを使うか予想してみましょう。
三平方の定理や相似を使うことが多いですよ。
B偏差値60以上(学校選択問題レベル)
○公式や定義、「数の性質」に関する問題は、記述対策が必須です。
○場合の数は、重複や数え落としによく注意しましょう。
そのためには、分類し順序だてて考える事が大切です。
樹形図や表を使うことも重要です。
○規則性を問う問題は、一次関数の問題が多いです。
同じ数ずつ増えている場合、ゼロ番目はいくつかと考え、それが切片となります。
○頻出の「2次関数」は正答率が低い問題にチャレンジしましょう。
埼玉県の数学は難しめですので、確実に得点していくことが大切です。
高難度の「学校選択問題」は「記述」「数の性質」「2次関数」がカギを握ります。
多くの問題に触れ、「解く力」をつけないといけません。
過去問題や早英ゼミナールの予想問題をじっくりとやって、問題に慣れていきましょう。