いただきます。〜動物と向き合って生きる 2013-11-4

ある大学の推薦入試小論文で、北海道旭山動物園獣医の「坂東元」さんの文章を読んで、

「いただきます」という課題で小論文を書けというのがありました。

とても感動しましたので、その一部を紹介します。

 

「動物園裏側探検の一こま〜いただきます」

 

【僕がこのガイドを担当する時は、たいてい動物たちのエサをつくっている場所へ子供たちを案内する。

肉食動物は何を食べているのだろう? これは、キツネとかフクロウのエサです。

(そう言って冷凍したヒヨコを水で解凍したものを丸ごと見せる)。

「うわっー、気持ち悪い」 「かわいそう・・・」

みんなはそういうけれど、野生の肉食動物は生きた動物をつかまえて食べないと、いきていけないんだから、

あたりまえだよね。

牛だって、豚だって、誰かが殺してきれいな肉の形にして、僕たちが食べる。

ヤキトリだって、もともとは、こういう鶏の形をしている。

 

みんなは、ご飯を食べる前に「いただきます」っていうよね。

それって、どういう意味だと思う?

僕はね、こう思っているんだ。

「いただきます」というのは、−−−いのちをいただきます。

そういうことなんじゃないのかな。

 

僕たちは毎日、いのちをいただいて生きている。生かされている。

だから一番悪いのは、いのちを粗末にすることなんじゃないかな。

レストランでたくさん注文しすぎて残してしまったり、

「まずい」といっていのちを捨ててしまったりすることなんじゃないかな。

だからご飯の前には、ちゃんと手をあわせ、こう言ってから食べようね。

「いただきます」】

 

この話に関してこれ以上どんなことを書けばいいのでしょうか。

私には見つかりませんでした。

 

早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

 

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