来年4月より中学校の教科書が全面改訂されます。
そのポイントをご紹介します。
今回の改訂は「2024年度(2025年1月に始まる大学入試)の本格的入試改革」に繋がる
大規模なものです。
中でも英語教科書の変わりようは驚くべきものです。
①小学英語で700語くらいの単語を覚え、現在の中1レベルの文法が身についている
という前提で中学英語が始まります。
②今の教科書では中学で1,200語くらいを習いますが、
新教科書では1,800語くらいになります。
③しかしこれは中学で習う数字ですので、結局小学英語と合わせて
合計2,500語くらいは中学卒業までに必要な単語数です。
今の2倍以上です。
④現在の小学校では学校によって英語の習熟に大きな差があります。
しかし小学卒業までには英検5級レベルの英語力が必要となります。
⑤中学卒業までには、現在は英検3級レベルが目標となりますが、
準2級レベルが必要となります。
⑥(塾長の感想)
学校では教科書をこなすのに精いっぱいで、
文法がおろそかになる可能性があります。
そのために塾では文法をきちんとやらないといけないと感じています。
大変なのは今の小6生で新中1になったとたん、
教科書はいきなり「be動詞・一般動詞・Can等混在した教科書を使うことになります。
現在の中2生は「新大学入試制度の第一期生」になります。
しかも中1・中2と難化した教科書をこなした前提で
新中3の英語をやらなければなりません。
これはものすごい負担になりそうです。
予習とか、準2級の勉強を始めなければなりません。
早英ゼミナールでは来年度の新教科書に対応した学習を行っていきます。
英語以外の科目は後程アップします。