たまにクラシック音楽を聴いていると、何だか気持が落ち着きます。
「メンデルスゾーン」の「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」は何時聴いても のんびりした、ヨーロッパ旅行の気分にさせられます。 中学の時から、クラシックというとこの曲です。自分は落ち着いているか?こう自分に問う時この曲を聴きます。
音楽に限らず、絵もそうですね。題名に魅かれた名画というものがあります。
「ポール・ゴーギャン」の 「われわれはどこからきたのか われわれは何者か われわれはどこへいくのか」
如何にも哲学的な題名ですね。絵自体は、トロピカルな中にキリスト教的な テーマを盛り込んでいるようですが、この題名は我々が学ぶべき事柄を表したものでは ないでしょうか。
「われわれはどこからきたのか・・・・・量子力学や考古学・歴史学・神話学など。
われわれは何者か・・・・・文学・哲学・生物学・医学など。
われわれはどこへいくのか・・・・・経済学・社会学・心理歴史学など。」
知らない事がたくさんあります。学生時代から「人類の智」を多く知りたいと思い、 多くの本を読んできましたが、まだまだなのですね。 考えたら今は、「どこからきたのか」を中心に本を読んでいるようです。
生徒は「試験の無い勉強・学習」だったらもっと楽しいのにと思っていますよね。 確かにそうかも知れません。でも試験がないと勉強しない人も多いので、 仕方ないことかも。大人になったら試験がなくても、楽しみで勉強できるように なります。もう少しですよ。
上の映像は、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」に合わせて浅田真央が華麗に舞う場面です。
しばし何もかも忘れて楽しんで下さい。