受験に限らず、試験を受ける時の心構えとして、 「できるところから始める」「簡単な問題から解いていく」というのは鉄則だと思います。
難しくて解くのに時間が掛かりそうな問題ばかりやっていると、 時間が限られている試験においては、時間切れになってしまいます。 それよりは、得点できる問題で確実に点を取っていこうという指導は 間違っていないはずです。
定期テストにおいても、中学受験においても、高校受験においても、そして 大学受験においても同じです。
「基本を大切に、そして確実に」が受験に受かるポイントです。 しかし、政治はそれではいけないと思います。
「簡単な問題からやっていく」「難しい問題は後回し」という姿勢は受験においては有効ですが、経営や政治においては、取り返しのつかない事態を招く事になります。
政府がその間違いを犯している様に思われます。 一番大事なことは何かを見極めないといけません。少子化問題、原発問題がそうだと思います。いずれの問題も小手先でできるような問題ではありません。優先順位は一番のはずです。
あと、抜本的な解決が必要な問題が山積みです。先日税理士さんと話していて、今の政府は抜本的な改革をやらないで、目の前の小さな問題を小手先で変更するので、ややこしくてしょうがないということでした。日本国にとって大切なはずの「税金」でさえそうなのですから、他のことが思いやられます。