学習塾の講師をしていて、いつも生徒には勉強の面白さを伝えたいと思っているのですが、当事者である中学生・高校生にとっては、勉強が面白いなんてとても思えないですよね。
当然です。なぜかと考えてみると、全く初めて習う事項をゆっくり考える時間も無く、すぐテストで評価 されるからですね。教師も含め大人はすでに知っている事ですから、生徒だって分かるはずだと思ってしまいます。しかし教師だって本当は長い時間をかけて、少しずつ理解を深めていったはずです。
このことを忘れると、生徒にすぐ理解しろ、すぐ慣れろという姿勢になってしまいます。理解するのに掛る時間は生徒によって違うということを、忘れないようにしないといけませんね。
とは言え、生徒にとっては目の前にある「テスト」を無視するわけにはいきません。来週テストがあるのに、「来年には理解できるよ」と言われてもちっとも嬉しくありませんよね。 ではどうすればいいでしょうか。
勉強ができるようになる、テストで成績が上がるようになるには、3つの条件が必要だと思います。
一つ、優れた「テキスト」を使うこと。
当塾では「今の実力に応じたテキスト」を多く準備しています。勉強の仕方が分からないという生徒は、自分に合ったテキストが無い場合が多いようです。どんなテキストを選べば良いか是非相談してください。
二つ目の条件、優れた先生に教わること。
宣伝になりますが、早英ゼミナールの講師は みんな情熱を持って指導に当たっています。
三つめ、自分自身の気持ちを見つめること。
次のテストで本当に成績を上げたいと思っていますか。どうせ自分なんか、と諦めていませんか?
「勉強を自分だけの為にする」と考えると、「自分はどうせできないから、勉強なんてしない」という 事になってしまいます。
でも折角生まれてきたのだから、何か世の中の為にできることはないか 考えてみましょう。
今は思い浮かばなくても、将来必ず何か「人の為に尽くす」ことができるはずです。
その為には「今何かしなくては・・・」と考えてみましょう。
「何ができるか考えてみる」のは「すぐそこにある勉強をする」ことから発見できるかも知れません。