学習塾の講師をしていて、いつも生徒には勉強の面白さを伝えたいと思っているのですが、当事者である中学生・高校生にとっては、勉強が面白いなんてとても思えないですよね。

当然です。なぜかと考えてみると、全く初めて習う事項をゆっくり考える時間も無く、すぐテストで評価 されるからですね。教師も含め大人はすでに知っている事ですから、生徒だって分かるはずだと思ってしまいます。しかし教師だって本当は長い時間をかけて、少しずつ理解を深めていったはずです。

このことを忘れると、生徒にすぐ理解しろ、すぐ慣れろという姿勢になってしまいます。理解するのに掛る時間は生徒によって違うということを、忘れないようにしないといけませんね。

とは言え、生徒にとっては目の前にある「テスト」を無視するわけにはいきません。来週テストがあるのに、「来年には理解できるよ」と言われてもちっとも嬉しくありませんよね。 ではどうすればいいでしょうか。

勉強ができるようになる、テストで成績が上がるようになるには、3つの条件が必要だと思います。

一つ、優れた「テキスト」を使うこと。

当塾では「今の実力に応じたテキスト」を多く準備しています。勉強の仕方が分からないという生徒は、自分に合ったテキストが無い場合が多いようです。どんなテキストを選べば良いか是非相談してください。

二つ目の条件、優れた先生に教わること。

宣伝になりますが、早英ゼミナールの講師は みんな情熱を持って指導に当たっています。

三つめ、自分自身の気持ちを見つめること。

次のテストで本当に成績を上げたいと思っていますか。どうせ自分なんか、と諦めていませんか?

「勉強を自分だけの為にする」と考えると、「自分はどうせできないから、勉強なんてしない」という 事になってしまいます。

でも折角生まれてきたのだから、何か世の中の為にできることはないか 考えてみましょう。

今は思い浮かばなくても、将来必ず何か「人の為に尽くす」ことができるはずです。

その為には「今何かしなくては・・・」と考えてみましょう。

「何ができるか考えてみる」のは「すぐそこにある勉強をする」ことから発見できるかも知れません。

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早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

受験に限らず、試験を受ける時の心構えとして、 「できるところから始める」「簡単な問題から解いていく」というのは鉄則だと思います。

難しくて解くのに時間が掛かりそうな問題ばかりやっていると、 時間が限られている試験においては、時間切れになってしまいます。 それよりは、得点できる問題で確実に点を取っていこうという指導は 間違っていないはずです。

定期テストにおいても、中学受験においても、高校受験においても、そして 大学受験においても同じです。

「基本を大切に、そして確実に」が受験に受かるポイントです。 しかし、政治はそれではいけないと思います。

 

「簡単な問題からやっていく」「難しい問題は後回し」という姿勢は受験においては有効ですが、経営や政治においては、取り返しのつかない事態を招く事になります。

 

政府がその間違いを犯している様に思われます。 一番大事なことは何かを見極めないといけません。少子化問題、原発問題がそうだと思います。いずれの問題も小手先でできるような問題ではありません。優先順位は一番のはずです。

 

あと、抜本的な解決が必要な問題が山積みです。先日税理士さんと話していて、今の政府は抜本的な改革をやらないで、目の前の小さな問題を小手先で変更するので、ややこしくてしょうがないということでした。日本国にとって大切なはずの「税金」でさえそうなのですから、他のことが思いやられます。

 

早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

色々な「偏差値」がある中で、どう活用していけば良いのか、そもそも偏差値って何?と混乱していらしゃる保護者も多いと思います。偏差値とは、要するに、平均点を「偏差値50」として、25〜75の範囲内に99%が入るという事です。

その偏差値ですが、中学受験・高校受験・大学受験では持つ意味合いが違います。そもそも母集団が違う偏差値を比べても意味はないので、例えば、星野中学と星野高校の 偏差値は比べようがありません。

 

中学受験の偏差値は、「首都圏模試」「四谷大塚」「日能研」という3大模試がありますが、11月以降の偏差値でないとあまり参考にはなりません。何故ならスタート時期が違うからです。

小学での学習範囲を大きく越える出題内容に対し、4年生から受験勉強をスタートさせた生徒と 6年生からスタートさせた生徒では、学習進度が違うのは当たり前です。

首都圏模試7月の「小6統一合判」での算数の出題範囲は、「比、相似、立体図形、規則性、場合の数、速さ」となっています。小学校でやっと「速さ」に入った頃に、「相似や場合の数」までは進まない生徒も出てきます。

問題は来年の1月時点でどの位点が取れるかなのですから、今の時点での偏差値は「到達地点」をどこに置くかの目安にはなっても、「学力の目安」にはなりません。

偏差値が良いからといって、合格の保証はありません。夏休みに取り返すことは充分できるのです。

 

その点、高校受験の偏差値は大きな意味があります。

私立高校では、北辰偏差値に重きを置きます。ほぼそれで合否が決まると言って良いでしょう。

北辰テストでは、「中学でのその時点までの学習範囲」しか出題しません。 皆が平等です。しかも、埼玉県のほとんど中学生が受検するので、 今の時点での「全県レベル」での位置がはっきりします。

従って、私立高校だけでなく 公立高校に向けての学習進度を測る大きな目安となります。

 

大学受験の偏差値は、国立大学受験者には参考になりますが、私立大学では目安程度の感覚でいた方が良いでしょう。何故なら高校は、各高校によって進度と学習内容が大きく違うからです。中高一貫校では、高2の内に高校での学習範囲をすべて終えるので、模擬試験には当然有利に働きます。模擬試験でE判定でも合格するというのは、よくあることです。

偏差値が悪いからといって諦めずに、過去問を研究して合格を勝ち取りましょう。 

(早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹)

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受験勉強はこうやろう!

頑張る自分はカッコイイ!と信じよう。

  女の子だったら、「頑張る自分はカワイイ!」かな?

  (マドンナ古文の荻野先生・談)

今の偏差値より高めの学校を目指そう!

  可能性は無限、打つ手も無限!!

たまに沢山やるより、毎日コンスタントにやろう。

忘れて当たり前。忘れるより多く覚えよう!

 暗記するのを恐れるな!

 人生で一番覚えられる年頃かも?

具体的な目標を机の前に貼ろう!

 古典的だが、効果的だよ。

先生や親の悪口は言わない。

 素直に謙虚になってほしい。

簡単なところは、速くやることを目指そう。

 スピード・アップ!

難しいと思ったところは、類似問題を多くやろう。

 慣れが大切。

ケアレス・ミスは許されないと心得よう。

 集中力が大切! 

 最後に重要なことを!

合格は、難問ではなく、基本問題を確実に解くことで決まる!

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早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

塾をやっていて、一番うれしいのは生徒が自分の偏差値より高い学校にチャレンジして、最後の頑張りで見事「合格」したという報告を持ってきてくれる時です。みんなに「難しい、無理だよ」と言われても、頑張れば合格できるという経験は、きっと大きな自信に繋がります。今年も期待していますよ。

そういう時、私は「自分の使命を果たせた」と思うのです。

「使命」というと大げさですが、私の使命は「塾を大きくする」ということではないと思っています。勿論会社ですから、存続していくために「ある一定数以上の生徒数確保」は重要なことではありますが、それだけではありません。

生徒も、保護者も、そして早英ゼミナールの講師も皆が「幸せになる」というのが使命だと考えています。

勉強するのは決して「苦痛」ではない。志望校を目指すのは「苦しむため」ではない。

今勉強するのは、自分が幸せになるためである。お父さんをお母さんを幸せにするためである。周りの人を幸せにするためである。日本人を幸せにするためである。人類全体を幸せにするためである----------------------------生徒には、そう考えてほしいです。何だかとても大げさですが。

早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

高校選びについて、御家庭により二つの異なる考えがあります。

 

一つは、子供を実力より下の高校に入れて、余裕を持った高校生活を送らせたい、というもの。

高校に入って、ついていけないと困るという考え方です。

無理して勉強させるより、推薦でそこそこの大学に入れればいいということですね。

 

もう一つは、頑張って少しでも上位の高校に子供を入れたいという御家庭。

 

私は後者を勧めます。

合格したのだから、頑張って勉強すればついていけます。

ついていける生徒しか高校は合格させないはずです。

もちろん、高校生になって今以上に勉強に力を入れるというのが条件ですが。

 

少しでも偏差値上位の高校がいいというのは、何も進学のことだけではありません。

偏差値上位の高校は周りが勉強してきている生徒が多いということです。

勉強だけが人生ではありませんが、

知識を得るために頑張っている生徒は、やはりしっかりした考えを持っています。

通学風景を見ていても、偏差値上位高校の生徒は自信に満ちているように感じます。

 

埼玉県の公立高校の場合、授業内容は殆ど偏差値どおりです。

つまり偏差値から期待される内容の授業進度であり、深度であるということです。

偏差値60の高校なら、大学一般入試を狙える最低ランクの授業は出来ています。

(逆にいえば偏差値50台では有名大学入試には対応できないということです。)

 

65であれば、授業内容は更にアップし、早慶上智や国立入試レベルまでカバーできます。

偏差値65以上の公立高校なら十分価値はあるでしょう。

 

一方この時期私立単願にする生徒が増えてきます。

単願だと上位高校あるいは上位コースを狙えるからです。

 

65以上の公立が難しい場合、私は私立高校を薦めます。

公立より私立の方を選ぶご家庭が増えるのは私は良いことだと考えます。

 

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早英ゼミナールに入塾して、伸びていく生徒については以前に書いたことがあります。

授業に集中する。宿題をやってくる。

当たり前とも思える、この2点をきちんと守ることが成績の伸びにつながります。

 

学校の授業に集中できないのは「分からない」から。

分からないまま、どんどん授業が進んでいって、ますます分からなくなる。この繰り返しです。

そのうち分からないことが当たり前になって「分からないことが嫌だと思えなくなる」状態になると、「授業に集中しよう」という方が無理です。

 

まあ、これは極端な例ですが、そんな生徒が塾に入って「何かが分かるようになる」とパッと顔が明るくなる時があります。

理解できたからです。

自分には何も分からないという思い込みから解放されたのですね。

 

勿論それですぐ成績が上がるかというと、そうではなく、この後「めんどくさい」が壁になります。

分かったところを試験でもできるようにするには繰り返しが必要です。

「めんどくさい」のと「分からない」は違いますね。めんどくさく感じるのは、分からない状態より一歩進んだ状態です。

後は先生の指導のもと、一歩一歩着実に進んでいくことです。

 

「塾で集中して分かるところを増やしていく、宿題でそれを定着させる」ことが伸びるのに大切なことです。

 

早英ゼミナール 塾長 矢頭嘉樹

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動物園の動物は幸せか?

これは2014年の愛知医科大学の2次試験の小論文です。

この課題に対して、医者の卵がどう答えるか、興味あります。

私自身は「動物園」の存在自体に反対なのですが、「種の保護」と「子どもたちへの教育」としての動物園の存在は必要だという意見にも頷けるものが少しはあります。
でもそうであるならば、もっと広い場所、自然動物公園みたいなのでないと、動物が可哀そうだと思います。

「動物園の動物は幸せか?」

この命題に関しては「環境による」としか今のところは言えません。

ところが問題をよく読むと「これと似たような命題を自分で設定して」答えるのですね。

いや難しい・・・ちょっとすぐには思いつきませんね。

動物園.jpg

高校卒業後の進路に悩んでいる生徒がいます。

「このまま大学に行っていいのだろうか。自分の夢はどうなるのか。」


私は大学に行くことによって諦めないといけないような夢は、ないと思います。

逆に大学に行くことによって、選択肢は飛躍的に広がるのです。

学問以外に自分の夢があるとしたら、その夢を追うのは4年後でも遅くはありません。


大学に行った現実の自分と、行かなかった自分を想像してみると、

行かなかった自分などは考えられません。

それぐらい充実しており、楽しかった想い出ばかりです。


反省はもう少し(もっともっと?)勉強しておけばよかったということですね。

でもその分今勉強しています。

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今日は「国語(現代文)」が受験科目にある大学受験生に役に立つ「現代文」のテキストを紹介します。

河合塾の「入試現代文へのアクセス」です。

私は国語受講生には先ずこのテキストを使用して授業を開始します。現代文の解き方が詳しいからです。

 

現代文、論説文は「自分の考えを述べるのではなく、

筆者の考えを読み取ることである」というのが先ず知るべき心構えだと思うのですが、

その練習にピッタリの課題が続いているのが、このテキストの良いところです。

 

浅田彰の「構造と力」、山口昌男の「文化人類学の視覚」など比較的易しい文章ながら、

本当に読み取れているか、読解の基本を作る作問がなされていると思います。

中学入試や高校入試の「国語」では、まだ感覚に頼った解答が許されるところがありますが、大学入試ではそうはいきません。

「問題文に書いてあるかどうか」を基準に解答する必要があります。

自分の考えを言いたい人は、「小論文」で勝負しましょう。

 

現代文が苦手な人は、私と一緒にじっくりこの本を攻略し、次の段階へ進みましょう。

次の段階とは「センター試験過去問」です。

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大学受験生で「古文」が受験科目にある人、もうこの本は読みましたか?

大和和紀のコミック「あさきゆめみし」です。

源氏物語を原作に忠実にマンガ化したもので、私はここ数年夏休みに必ず読み返しています。

さすがに日本の誇る大長編恋愛小説だけあって、毎回感動させられます。

 

何故受験生がこの本を読んだ方がいいのか?

大学入試には、ハイ・レベルの大学ほど源氏物語がよく出るのです。

源氏物語は登場人物も多くストーリーも複雑なので、事前にある程度登場人物や物語を知っておいた方が有利なのです。

 

この「あさきゆめみし」を読むことによって、平安時代の貴族の考え方に親しむことができます。

右大臣や左大臣は何を考えていたのか、女性の読者はお姫様の立場に立てるでしょうか?

恋愛のことしか考えていないといえば、それまでなのですが・・・

男性なら自分を「光源氏」や「柏木」になぞらえることができます。

女性ならやはり「紫の上」でしょうか、それとも「明石の君」に共感するでしょうか?

 

中学生にはちょっと早いでしょうが、背伸びした高校3年生にはピッタリかもしれません。

塾生の希望者には貸出しています。

以前貸出した時は、本人よりお母様が夢中になられたという話も聞いたことがあります。

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