20世紀を代表する曲ではないでしょうか。
私の一番好きなポップ・ソング、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」です。
原題は[Bridge Over Troubled Water]「逆巻く海に架ける橋」です。
明日に架ける橋(ポール・サイモン)
へとへとに疲れ
自分が小さく感じる時
涙がとまらない時
その涙を乾かしてあげたい。
いつも側にいてあげよう。
どんなにつらい時でも
頼る人がいない時でも
逆巻く波に架ける橋のように
この身を投げ出してあげよう。
だめになりそうで
あてもなく通りをさまよい
夕暮れが辛くなった時
そっと慰めてあげよう。
暗闇がやってきて
苦痛しか感じない時
その苦痛を取り除いてあげたい。
荒れた海に架ける橋のように
この身を横たえよう。
髪に白いものが混じっていても
気持ちは少女のまま
もう一度帆を上げ
輝いて欲しい
ひとりで心細いのなら
後ろからついていってあげよう。
明日に架ける橋のように
気持ちを楽にしてあげたい。
明日に架ける橋のように
気持ちを楽にしてあげよう。
40年前の大ヒット曲ですが、瑞々しさは変わらないですね。
ポールによるメロディー・歌詞・ピアノの伴奏そして何よりアートガーファンクルのヴォーカルが素晴らしく、4拍子揃った完璧な曲だと思います。
こんなに素晴らしい歌唱なのに、それでもガーファンクルは満足できないらしく 、「この歌を歌う度に、今度こそ完璧な明日に架ける橋を歌いたいと思っている。」とコメントしています。かっこいいですね。
最近では、1番をアート、2番をポール、そして3番を二人で歌っています。
1曲の中で7回も拍手が起きるのは、この曲位ではないでしょうか。
ちなみに、「sail on silver girl」のところは、単に「銀色の少女」と訳したのでは、なんのことか分かりません。
silverとは「白髪」のことだと思います。
一緒に人生の荒海を進んできた妻に、白髪が交じるようになったことで、更に愛しさを感じるといった心情の描写ではないでしょうか。
ある程度年齢を重ねないと分からなかった歌詞でもあります。
「明日に架ける橋」がヒットしていた1970年は奇跡のような年で、
他にビートルズの「レット・イット・ビー」やジャクソン5の「アイル・ビー・ゼア」など印象的なポップスが多くラジオから流れていました。
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