2001年丁度10年前ですが、マイケル・ジャクソンがイギリスのオックス・フォード大学で「子供達をめぐる諸問題」について講演を行いました。講演テーマは「家族と愛」
今日本では、福島原発やそれをめぐる政治の駆け引きが大きく報道されていて、東北地方の子供達の報道があまりに少ないと思います。斉藤環氏によると、子供達に問題が表れるのは、これからだということですが、問題が表れてからでは遅いのではないでしょうか。
自然災害や原発、そして環境問題は子供達には全く責任がありません。なのに将来責任を負うのは今の子供達です。
選挙権を持つ20歳以上の大人は、そのことをよく考え日本をどうしていくか、私を含め発言、行動していかなければならないと思います。
明治維新の時に活躍した人々は20代〜30代が中心でした。彼らに幕末の混乱の責任があったとは思えませんが、皆「自分がなんとかしないといけない」と感じていたがゆえに行動を起こしたのだと思います。団塊の世代には期待できないかも知れません。20代〜30代の若い世代に期待したいです。
更により良い日本を創り上げていくのには、子供達の力が必要です。
マイケル・ジャクソンはオックスフォード講演で、子供達には愛が必要だと述べています。そして子供の権利条項をすべての家庭が取り入れるべきだと語りました。
- 愛される権利。自ら求めずとも。
- 守られる権利。どんなことがあっても。
- かけがえのない存在だと感じられる権利。何も持たずにこの世に生を受けようとも。
- 話を聞いてもらえる権利。大人にはおもしろくない話でも。
- 寝る前に読み聞かせをしてもらえる権利。夕方のニュースやドラマに時間を取られることなく。
- 教育を受ける権利。学校で銃弾におびえることなく。
- かわいがられる対象となる権利 (たとえ平凡な外見だとしても)。
マイケル・ジャクソンが黒人であり、人種差別と闘ってきたことを忘れてはなりません。
これに、放射線から身を守る権利を付け加えたいです。
子供の権利と簡単に言ってしまいましたが、 6月11日に書かれた福島県の小児科医のブログを読んで考え込んでしまいました。
何ものも、物事を一面からだけ見ていてはいけないと思い知りました。TV・新聞の報道からだけでは、分からない被災地の声です。
下にリンクしておきますので、必ず読んで下さい。
「福島の子供達」といういわれのない差別をしてはいけません。許してはいけないと思います。
マイケルジャクソン講演の全文はこちら http://slowly.org.uk/mj/index.html
マイケルジャクソンの歌詞はこちら http://mjwords.exblog.jp/i2/
是非読んでいただきたい福島の小児科医のブログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/yi78042/e/0753e643211a4a1cf841e6a482333847
マイケル・ジャクソン ヒール・ザ・ワールド
みんなの心の中には
「愛」があるって知っている。
そこは明日よりずっと明るいはずだ。
あらゆる生命に慈しみを持てば
それは見つかる
そして世界をより良い場所にするんだ
世界を癒そう
世界をもっと良い場所にするんだ
君と僕と そしてすべての人類のために
どうしてこの世界は息苦しいのだろうか
なぜこの地球を傷つけ、魂を苦しめるのだろうか
国家は「剣」を「鍬」に持ちかえないといけない
「生命」について真剣に考えると
死んでいく人々がいるのが分かる
君と僕のために よりよい場所を作ろう
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