大学受験生で「古文」が受験科目にある人、もうこの本は読みましたか?
大和和紀のコミック「あさきゆめみし」です。
源氏物語を原作に忠実にマンガ化したもので、私はここ数年夏休みに必ず読み返しています。
さすがに日本の誇る大長編恋愛小説だけあって、毎回感動させられます。
何故受験生がこの本を読んだ方がいいのか?
大学入試には、ハイ・レベルの大学ほど源氏物語がよく出るのです。
源氏物語は登場人物も多くストーリーも複雑なので、事前にある程度登場人物や物語を知っておいた方が有利なのです。
この「あさきゆめみし」を読むことによって、平安時代の貴族の考え方に親しむことができます。
右大臣や左大臣は何を考えていたのか、女性の読者はお姫様の立場に立てるでしょうか?
恋愛のことしか考えていないといえば、それまでなのですが・・・
男性なら自分を「光源氏」や「柏木」になぞらえることができます。
女性ならやはり「紫の上」でしょうか、それとも「明石の君」に共感するでしょうか?
中学生にはちょっと早いでしょうが、背伸びした高校3年生にはピッタリかもしれません。
塾生の希望者には貸出しています。
以前貸出した時は、本人よりお母様が夢中になられたという話も聞いたことがあります。