中学生の伸びる勉強方法
通知表の結果はどうでしたか。
良かった生徒、残念な結果になった生徒、色々でしょうが、どうしてこの数字なのかは本人が一番良く分かっていると思います。
もちろん塾でも、普段の生徒の様子からある程度は予測できます。普段の勉強態度が成績表に出るものです。
普段からきちんと勉強していれば、成績は後からついてくるものです。
全く成績を気にしないのは問題ですが、必要以上に成績を気にしない方がいいですよ。
通知表が1上がった、下がったに一喜一憂するのではなく、「実力」をつけることが大切です。
実力がつけば必ず伸びます。
実力があるとは「基本的内容を理解していること」と「勉強への正しい向き合い方が身についている」ということです。
この夏は実力をつけるために何をすべきか考えましょう。
例えば「読書」・・・学校の教科書を読んでいくのでも立派な読書です。
例えば「歴史の勉強」・・・理科・社会は学校以外でどのように学んでいるかが大切な科目です。
歴史であれば塾長のブログを参考にしてほしいですね。ちょっと難しいかもしれませんが・・・・・
中学生の伸びる勉強方法とはどんなものでしょうか。
①学校の授業には絶対集中する。
高校入試は中学でやった内容以外は出ないのですから当然です。
積極的に授業に参加しましょう。
②塾の授業に集中する。
学校の授業がよく分かる生徒は、塾では「演習問題」中心にやっていくと良いです。
分かったつもりでも演習をやらないと、得点力が伸びません。
また学校の授業がよく分からない生徒は、いまやっている単元以前のどこかで「つまずき」があるのです。
塾でその「つまずき」を発見し克服しましょう。
そうすると、学校で今やっている授業までが分かるようになります。
③毎日決まった時間に机に向かう習慣を付ける。
机でなくてもリヴィングのテーブルでも構いませんが、その時はテレビを消してもらいましょう。
例えば塾のない曜日でも塾の時間は必ず勉強すると決心するとかですね。
家で勉強しずらい生徒は塾で自習してもいいですよ。
④復習を大切にする。
さて机に向かったはいいが、何をしたら良いか分からない生徒はいませんか?
そういう生徒は先ず「復習」をしましょう。
学校の授業と塾の授業の復習です。
もう分かったから良いですって!それはないですね。
何回も繰り返さないといけません。
学校のワーク教材、塾のワーク教材は完璧でしょうか。
⑤学校の宿題、塾の宿題を積極的に活用しましょう。
ささっとやって、ささっと丸付けてで終わりにしてませんか?
丸付け・バツ付けはただの作業です。
間違えたところこそが大切な箇所です。
間違えたところを理解していく、覚えていくところからが「学習」です。
家でやれない生徒は夏休みの間、塾に来て宿題をしましょう。
講習時間の前でも後でもいいですので、涼しい教室で勉強しましょう。
⑥優れた教材を準備する。
塾で受講している科目は良いんだけど、それ以外の科目の勉強方法が分からないという生徒は、適切な教材を持っていない場合が多いですね。
そんな時は早英ゼミナールに相談して下さい。受講科目以外でも適切な教材を提案します。
⑦基礎基本を大事にする。
当たり前のことですが、基礎基本をおろそかにして受験の成功はありません。
中学受験生や大学受験生と違って、
高校受験生には(つまり中学生には)「これが基本」で、「これが応用」で、「これが発展」だという内容がはっきりしています。
「基本→応用→発展」と段階を踏んで進んでいきましょう。
基本がわかるだけで偏差値60は越えます。
応用ができるようになると、偏差値68がいけます。
偏差値70を越えるにはやはり発展問題まで進んでいき、マスターしてもらいたいものです。