ビートルズ・ナンバーは、歌詞についても色々議論がある曲が多いのですが、
「愛こそはすべて」 All you need is loveもその中の1曲です。
ビートルズ・ナンバーの中で最重要曲の一つですが、ネットを見ても解釈が分かれています。
それは主に There's nothing you can do that can't be done の部分です。
一つ目は「できないことをしようとしても、無理だ」という意見。
これは (there's nothing you can do) that can't be done として、
you can do がnothing に掛かっていると考えるのですね。
「できないことの内で、あなたができることは何も無い」
CD日本盤の和訳がこれだったと思います。私も何となくこの意味だと思っていました。
「できないものはできない、できることをやっていこう」何となく、ジョンらしいですよね。
二つ目は、「どんなことも やればできる」と前向きな意味。
There's nothing (you can do) that can't be done
これはthat を関係代名詞ととり、先行詞を nothing にすると、There's nothing that can't be done となり「できないことは無い」という意味になります。この場合、you can do は強調になるのでしょうか。
There's nothing that can't be done. Yes,you can.といった感じですね。
ポールマッカートニーの楽観的な意味が入っているような気がします。
さて、どちらがピッタリでしょうか。 自分なりに訳してみました。
愛こそはすべて(ビートルズ)
やろうとしないことは
できない
歌おうとしない歌は
歌えない
言えないことはあっても
ゲームのやり方を覚えることはできる
簡単なことじゃないか
作ろうとしないものは
作れない
救おうとしなければ
誰も救えない
できないことはあるかもしれないけれど
いつかは何者かになることはできる
簡単なことじゃないか
愛こそはすべて
いま必要なのは
愛だけだ
分かろうとしないことは
分からない
見ようとしないものは
見えない
今いる所が違うと思えば
他の場所を探してみよう
簡単なことじゃないか
愛こそはすべて
愛こそはすべて
今必要なのは
相変わらず
性懲りもなく
愛しかない
最後ちょっとミスチル風
個人的なツイッターです→
ミスター・チルドレンの「タガタメ」
ビートルズ「愛こそはすべて」の影響を感じられて、一番好きな曲です。