5月27日は「百人一首の日」だそうです。
1235年藤原定家によって小倉百人一首が完成された日です。
百人一首とは100人の歌人の和歌を一人一首ずつ選んで作った和歌集のことです。
こどもの頃から日本人の心にきざまれていますよね。
あなたは何首暗唱できますか?
塾長が好きな和歌は崇徳上皇の歌です。
瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)のわれても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ
川の瀬の流れが速いので
岩にせきとめられた
急流が2つに分かれる
しかしまた1つになるように
愛しいあの人と今は分かれても
いつかはきっと
また逢おうと思う
「瀬」は川の浅いところです。
「早み」は「形容詞+み」で原因・理由を表しますね。
「川の瀬の流れが速いので」という意味になります。
ロマンチックな歌ですね。